保育のピアノ

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幼児の歌唱指導とは‥(0~3歳児頃まで)

幼児(乳幼児)、主に3歳頃までの歌唱指導について…

 

歌唱指導と言っても、0~3歳では年齢的に、まだ言葉を思い通りに発声することが難しいと思います。

 

結論から言うと、子ども達が「楽しく音楽にのって歌う」ことができれば、(0・1歳頃は体を揺らしたり微笑んだり、歌いたいところだけ声を出したり、音楽に反応した表現が見られたら)教師として歌唱指導できたと言えるのではないかと考えます。

 

まず、自分に置き換えてみましょう。

カラオケで急に「これ歌って!」「いい曲だから」と言われて歌えるでしょうか💦

 

そうです。

知らない曲は歌えません…

 

幼児も同じです。

知っている曲、好きな曲は「歌いたい!」と思えます。

 

このことから、知っている、好きな曲だから歌いたい!と思うことができるようにしていくことが重要だと考えます。

 

子ども達は、先生のことが大好きです。

先生が好きな曲は好きになります。

先生が楽しそうに歌っている曲に興味をもちます。

 

ピアノ伴奏は関係なく、例えば「こいのぼり」であれば、こいのぼりを見たり作ったりしている時に先生が歌を口ずさんでいると、興味をもち好きな曲や知っている曲になります。そして、クラスで歌う時、「この曲先生が歌ってた」と楽しんで歌うことができます。

 

例えば、チューリップが咲いているのを見たら「チューリップ」、アリが歩いていたら「おつかいありさん」、歩いている時「さんぽ」、砂場で、トイレや水道で並んでいる時など、合間を見つけて歌っていました♪

 

できるだけ場面や状況に合った歌をと思っていました。

ピッタリ場面に合うと、子ども達ものってきて合唱のように皆で歌うこともありました(^^♪

う~ん、正直少し、意識して次に歌う曲を口ずさむようにしていたと思います…

 

あとは、少しずつこの子は歌があまり好きではない、もしくは人前で歌うことに慣れていないかもしれない…と感じられる子が分かってくると思うので、その子と遊んでいる時や活動の合間などに、意識してその子の近くで歌を口ずさんでいました。

 

歌に限らず、好きなことは自分から「やりたい」と思うことができるのではないか、と考えます。

 

これからも、色々な曲を幼児と一緒に楽しんで歌っていきましょう!

 

4・5歳の歌唱指導について、またお話できたらと思います。